※この記事はプロモーションを含みます。
「現状を打開するためにはどうしたらいいか?」「相手が求めているものとは何か?」
このような悩みを持っている人はいませんか?
その悩み、デザイン思考をマスターすることで解決できるかもしれません。
DX化や働き方改革など、ビジネスを取り巻く環境が目まぐるしく変化する中、相手の需要を見抜くことが成功のカギとなる時代。
デザイン思考で課題解決能力を高め、人生を豊かにしていきましょう。
デザイン思考とは?
デザイン思考とは、問題解決やイノベーションを促進するためのアプローチです。
小難しい説明をすると…
デザイン思考(Design Thinking)とは、「イノベーションを生み出す人間中心のアプローチ」といわれており、革新的な商品やサービスを生み出す方法論です。ここでいうデザインは、配色やイラストといった「装飾」ではなく、「設計」を指します。デザイン思考は、顧客、ユーザーの側の視点でプロトタイプをつくり改良を続けていくプロセスのなかで、革新的な商品やサービスを指します。このデザイン思考の考え方は日立や富士フィルムなど国内大手企業、AppleやGoogleにも取り入れられている考え方です。
SChoo for Business(https://schoo.jp/biz/column/952)より
とありますが、簡単に説明すると、
「相手が真に求めているものを見抜くためのアプローチ」と言い換えができます。
ではなぜデザイン思考が必要なのでしょうか?
デザイン思考の重要性
デザイン思考はなぜ必要なのでしょうか。
それはデザイン思考が、問題解決の効率化・イノベーションの推進・ユーザーエクスペリエンスの向上・チームワークと共感力の向上に役立つからです。
ひとつずつ見ていきましょう。
1問題解決の効率化
デザイン思考は、従来の問題解決手法よりもユーザーの視点やニーズを重視するため、より効果的な解決策を導き出すことができます。
ユーザーが直面する課題を深く理解し、その根本的な要因にアプローチすることで、より長期的な解決策を提供します。
2イノベーションの推進
デザイン思考は、従来の枠組みにとらわれない発想やアプローチを促進します。
新たな視点やアイデアを生み出し、革新的な製品やサービスの開発につながります。
これにより、企業や組織が競争力を維持し、成長を促進することが可能です。
3ユーザーエクスペリエンスの向上
デザイン思考は、ユーザー中心のアプローチを重視するため、製品やサービスの利用体験を向上させることに貢献します。
ユーザーのニーズや要求に応える製品やサービスを提供することで、顧客満足度を高め、ロイヤルティを構築することができます。
4チームワークと共感力の向上
チームワークと共感力の向上: デザイン思考は、共感力やチームワークを育成するプロセスを含みます。
異なるバックグラウンドや視点を持つメンバーが協力し、ユーザーの視点を理解し合うことで、より多様なアイデアや解決策を生み出すことができます。
デザイン思考のプロセス
デザイン思考の重要性がわかったところで、デザイン思考がどのようなプロセスを経て出力されるかを解説します。
思考のプロセスは6ステップあり、①問題提起②共感③定義④アイデア⑤プロトタイプ⑥テストの順で考えます。
それぞれの要素についてみていきましょう。
①問題提起
まず初めに、どんなトピックをテーマにしてプロジェクトを進めていくかを定義します。
例えば、外国人観光客が日本のレジで苦戦しないようにするにはどうすればよいか。
など、現状解決したい問題があればそれをテーマに考えていきます。
②共感
問題提起によりテーマが決まったら、問題を見つけるための準備から始めます。
トピックをもとに、関係していそうな人々へインタビューを行い、サービスの不満点や改善したらいいと思う点を聞き出します。
③定義
インタビューで情報が集まったら、とくべき問題を探します。
インタビューの結果次第では解決すべき問題が多数出ることもありますが、「今自分たちが解決しなければならない問題」は1つに絞って考えていきます。
④アイデア
解決すべき問題が定まったらブレインストーミングを通じて解決方法を探していきます。
チームのメンバーでブレインストーミングを行うことで多くのアイデアを出し、優先順位の高いものから次のプロセスへ移っていきます。
⑤プロトタイプ
アイデアがある程度まとまったら、プロトタイプ(試作品)を作成します。
デザイン思考では、質は量の中にあると考えられるため、ここではあまり時間をかけず、要点を抑えたプロトタイプを作成するように心がけましょう。
⑥テスト
プロトタイプが完成したら、実際にユーザーに利用してもらいます。
もしテストを行った段階でユーザーから良い反応を得られなかった場合、また問題提起からやり直します。
デザイン思考が活用される場面
ユーザーへのインタビューを通じて、相手の需要を見抜くデザイン思考は、実際どのような場面で使われるのでしょうか?
実は私たちの身近なところで広く活用されています。
例えば、アサヒビールなどの就職試験においてデザイン思考の能力を図る「デザイン思考テスト」というものが存在しており、高い点数を出さなければ面接に進めないといった事例も存在します。
このように現在は、より柔軟な思考で相手のニーズを見抜く力を求める企業が多数あり、デザイン思考ができなければ就職できないなんてことも考えられます。
おすすめの教材
デザイン思考を身に着けるためには、日常的にニーズを把握できるようにトレーニングしておく必要がありますが、ネットだけの知識では難しいと思います。
そこで今回おすすめするのは、株式会社インプレスが発行する「実践:スタンフォード式デザイン思考 世界一クリエイティブな問題解決」という本です。
この本にはデザイン思考のプロセスや注意点が細かく書いてあり、簡単に実践することが可能です。
是非ともご参考ください。
まとめ
- デザイン思考は「相手が真に求める需要を見抜くための思考プロセスである。
- 問題提起からテストまでのプロセスを踏むことによって、相手の需要を見抜くことができる。
- デザイン思考は社会人にとって必須のスキルとなりつつある。
終わり
いかがでしたでしょうか。
デザイン思考はもはや必要不可欠の思考プロセスとなっています。
この機会にぜひマスターしてみて下さい。